Dear L.

思ったことをただ、記す。それだけ。独り言かも

今、祈ること

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悲しくてテレビのニュースを見るのもつらい事件が起きました。

見たくない情報は、見ないようにするのも一つのストレス回避法です。

ご自分の心の声をよく聞いて情報は取捨選択してくださいね。

 

そして、お怪我をされた方は早く快方に向かいますように・・・。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

 

そして・・・もう一つ、祈りたいことがあります

 

 

私は高校生の頃、ある女の子の存在を知りました。

私は中高一貫の私立校に通っており、中高共同の図書室によく出入りしていたので、

上下5学年違う人たちとも交流がありました。

 

たまに見かけるその女の子は4学年下の女の子でした。

おとなしくて、何かにいつもびくびくしていて、情緒不安定なところがありました。

周りの同学年の子たちからも少し距離を置かれているように見えました。

 

その理由をある時、知りました。

 

その女の子は・・・附属池田小の卒業生でした。

 

 

これも、あまり語りたくもない悲しい事件です。

2001年。一人の男性が附属池田小学校に忍び込み・・・何人もの罪のない小学生の命を奪った事件です。

 

その女の子はその現場にいた子だったのです。

 

そう遠くはない距離で起こった事件なので、そんな子が目の前にいてもおかしくはないのですが、

私はとてもショックで、かける言葉も見つからないし、

その子のつらさや悲しみなんて想像も全くつきません。

 

もともと「見かける」程度の関係の子だったので、何かおせっかいをできるわけでもなく。

女の子と同じ学年の仲のいい子が私のもとに一緒に連れてきたら話を聞く程度でした。

 

 

 

でも、少しして・・・その女の子を見かけなくなりました。

 

 

 

フラッシュバックを起こして、そのまま学校に来れなくなって、やめてしまったそうです。(義務教育だから転校になるのかな)

 

 

そこから、どうなったかは知りません。

 

知る由もありません。

無理に探すことなんてできません。

 

* 

 

4学年下だったので、今年で30歳かな。

もう子供だっているかもしれない。

早くに結婚・出産してたら小学生くらいだってこともありえますね。

 

今、私が祈ることは、あの女の子が今回の事件で、

つらい思いを思い出してほしくないな、ということ。

そんなことは無理だろうけど、それでも今ある生活を大事に、

平穏に日々を暮らし続けてほしい・・・

 

そして、今回の事件でその女の子と同じような子が・・・

たとえ生き残っても、けがをしていなくても、

その現場を見て心の傷を負ってしまった子達も

どうぞいつか平穏に暮らせる日が来ますように・・・。

 

祈ることしかできませんが、私の願いが届きますように